ダイニングのインテリアコーディネート術
みんなで集まって食事をとるダイニング。この空間を上手くインテリアコーディネートできるか否かで家全体のおしゃれ度が変わってきますよ。
●壁紙について●
まず、ダイニングは全体的に明るく見せたいところなので、壁紙は白などにしておくといいでしょう。やはり食事をする部屋なので、あまりにカラフルな、たとえば壁一面が真っ青だったりするのは似合いませんし、何となく食欲も失せてきそうです。壁紙を白にしておけば部屋全体が明るくなるため食事もより美味しそうに見えてきます。
たとえばこちらの写真のお部屋は白の壁と、白の天井で部屋全体がとてもスッキリして広々と感じます。キッチンの天板の白なので、統一感がありますね。
●テーブルの色について●
テーブルの色はキッチンの色を考慮して決めるといいでしょう。これはあくまでも一例ですが、ホワイトのキッチンにダークブラウンのテーブル、そしてホワイトのチェアなどはとても統一感があって素敵です。また、通路は広めにしておくのがおすすめ。単純にキッチンから料理を運ぶのが楽になりますし、通路が窮屈だとおしゃれに見えません。ダイニングが狭い場合も動線だけはきちんと確保できるように、家具を少し小さめにしてみるなど工夫をしてみましょう。
たとえばこちらの写真のダイニングでは、キッチンが濃いブラウン系ということもあって、ダイニングテーブルは、同じブラウンで統一感を持たせていますね。ダイニングチェアもテーブルと合わせてブラウンで統一されています。
●家具の大きさについて●
家具の大きさを選ぶ際は高さにもきちんと注目してください。ダイニングチェアがハイバックチェアと呼ばれる、背中の部分が高いものだと視界を遮ってしまい、部屋全体を狭く見せてしまいます。部屋の広さが気になる際は背もたれの低い椅子を選ぶようにしましょう。これは他の家具にも言えることで、やはり背が高いと圧迫感が演出されます。逆に背を低くすることで空間を広く見せることができるので試してみてください。ちなみに、食事をする椅子などとは別にソファが設置されている場合、そちらの高さも低めにしておきましょう。ダイニングのメインはあくまでもダイニングテーブルやダイニングチェアです。
ちなみに、下の写真をご覧ください。これらはわたしがインテリアショップでを家具を探していたときに参考にしたものです。ダイニングテーブルとその先にある棚などもほぼ同じ高さで、あまり高すぎず圧迫感のないように配置されていました。
ソファダイニングの場合も、背が低めのガラステーブルを配置していて(写真右)、窮屈な感じがしないおしゃれな空間にまとめられていました。インテリアショップのコーディネートは非常に参考になりますね。
わたしの好きなインテリアショップ→UNICO:http://www.unico-fan.co.jp/
●照明について●
照明については暖色系のものが最適。白い光よりもオレンジかかった光の方が食事が美味しそうに見えますし、空間がおしゃれになります。また暖色系のほうが、落ち着いてリラックスできるという効果もあります。最近は球体のような照明なども流行っているので、ダイニングにぴったりのものを選びましょう。
●ワンポイントアドバイス●
最後になりますが、家具を購入する際は必ず部屋の採寸をしてからにしておいてください。お店で見た感覚で購入してしまうと、いざ家に帰ってきたら、大きすぎたということがあります。入らなかった、なんてことになってももったいないですもんね。